ぁりすちゃんと俺
「そんなことよりぁりす今日生理用品買うの忘れちゃったから、今からコンビニ行きたい」
歩いて1分程度のところにコンビニがある
いくら近所とはいえ
夜道で危険
「…一緒に行こうか」
夜道を歩き
コンビニへ行き
お目当ての生理用品を買い
帰り道
「かじくん肩車してよぉ~」
こうやってぁりすちゃんは突然甘えてくることがある
それは本当に寂しいときってこと
返事もしないうちにぁりすちゃんは俺の背中を登り
俺の肩に脚をかけて
「おっきいお空や」
と空に手を伸ばした
すべすべの脚をしっかり持ち
家までの道を歩いた
ぁりすちゃんを悲しませるものが
全部ゴミとなりますように