私の日常が崩れる日
Not tears
美夜side
【翌日】
『失礼します。看護学科の和田先生はいらっしゃいますか?』
和田先生はこちらを振り向くと納得したような表情をした。
『来ると思ってたわ。別室に行きましょうか』
『そうですね』
私は黙って和田先生についていった。
『さて、昨日のことよね?』
先生は確信を持って質問をしてきた。
『そうです』
『中川先生は貴女を変えてくれると思ったのよ』
『それと個人情報を漏らすこととは無関係です』
入学して初めて、先生に反論したため先生は驚いている。
『もし、ここが病院なら和田先生は看護師、私は患者です。そして、中川先生和田先生の知り合い。けれど私にとっては部外者です。和田先生はその部外者に患者の情報を教えたんですよ?』
『えぇ、そうね。軽率だったわ』
先生は申し訳なさそうに答える。
『お言葉ですが、先生は何故、中川先生に私の個人情報を教えたんですか?』
そこがずっと謎だった。
『貴女の目がずっと気になっていたのよ』
『中川先生も仰っていたのですがその"目"と言うのは一体、何なんですか?』
『失礼します。看護学科の和田先生はいらっしゃいますか?』
和田先生はこちらを振り向くと納得したような表情をした。
『来ると思ってたわ。別室に行きましょうか』
『そうですね』
私は黙って和田先生についていった。
『さて、昨日のことよね?』
先生は確信を持って質問をしてきた。
『そうです』
『中川先生は貴女を変えてくれると思ったのよ』
『それと個人情報を漏らすこととは無関係です』
入学して初めて、先生に反論したため先生は驚いている。
『もし、ここが病院なら和田先生は看護師、私は患者です。そして、中川先生和田先生の知り合い。けれど私にとっては部外者です。和田先生はその部外者に患者の情報を教えたんですよ?』
『えぇ、そうね。軽率だったわ』
先生は申し訳なさそうに答える。
『お言葉ですが、先生は何故、中川先生に私の個人情報を教えたんですか?』
そこがずっと謎だった。
『貴女の目がずっと気になっていたのよ』
『中川先生も仰っていたのですがその"目"と言うのは一体、何なんですか?』