私の日常が崩れる日
出会いは微妙
美夜side
2年生になって2ヶ月が経った。
相変わらず無視されるし、後ろ指も指される。
最初の頃は、一回、一回傷ついていたけれど今では慣れたものだ。
クラスメイト達が恋ばなや有名人の話で盛り上がっている教室の端の机に私は座り、いつものようにケータイをする。
いつもの日常。
イヤホンで音楽を聞きながらケータイを触っているから誰からも声を掛けられない。
そう言えば、今日から新しい授業が始まる。
時間割を確認すると『精神論』と書かれてある。
名前を見たら聞いたことない名前だったため外部講師だと判断できる。
中川 瑞希……性別が分からない。
試しにネットで検索してみたら男だった。
近くの大病院に勤める医者。
外部講師だから特に関わることはないはず。
私はそう思っていた。
相変わらず無視されるし、後ろ指も指される。
最初の頃は、一回、一回傷ついていたけれど今では慣れたものだ。
クラスメイト達が恋ばなや有名人の話で盛り上がっている教室の端の机に私は座り、いつものようにケータイをする。
いつもの日常。
イヤホンで音楽を聞きながらケータイを触っているから誰からも声を掛けられない。
そう言えば、今日から新しい授業が始まる。
時間割を確認すると『精神論』と書かれてある。
名前を見たら聞いたことない名前だったため外部講師だと判断できる。
中川 瑞希……性別が分からない。
試しにネットで検索してみたら男だった。
近くの大病院に勤める医者。
外部講師だから特に関わることはないはず。
私はそう思っていた。