fantasista 2
顔が真っ赤で、戸崎を見ることが出来ない。
ただ、ひたすら身体が熱い。
確かに戸崎の遊び癖はトラウマだったけど、今の戸崎は全然違う。
あたしだけをただ大切にしてくれる。
それに……抱かれた時、すごく幸せだと思った。
優しく大切にされて、世の中にこんなに幸せなことがあるのかと言うほど。
あたしはまた、戸崎に触れたい。
「大丈夫だよ。
……あたしは、あんたが大好きなんだから」
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