fantasista 2






「あたし、ゲームなんて出来なぁい。

サッカーも、ルール分かんないんだ」




鼻につく甘い声で柊に話しかけるマキ。

俺はこの声に一発で堕ちた。

でも、抱いたら違うことが分かった。

マキは所詮、友達でしかない。

でも、みどりはきっと……

みどりはきっと彼女の代わりになれる。

柊を見るみどりの目は、あいつの目にそっくりだから。

みどりと付き合えば、俺は幸せになれるんだ!



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