fantasista 2





「ごめんな、マキちゃん。

あのオトコオンナとは違って、マキちゃんは素直でいい娘だよな」




嬉しくて柊に身を寄せる。

すると、柊はあたしの肩を抱く。

そして、耳元で囁いた。




「なぁ。俺、マキちゃんを抱いてもいいか?」



「えっ!?」



「すげぇ抱きたい」




遊びだと分かっているのに、逃げ出すことが出来なかった。



< 154 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop