fantasista 2
「柊君……」
不意に呼び止められた柊。
柊と一緒に振り返ってしまった。
嫌な予感がしたけど、とっさの出来事で何も出来なかった。
あたしはただ、呆然と彼女を見た。
あたしたちの後ろに彼女は立っていた。
小柄で長い髪を巻いていて、可愛らしい顔で柊を見上げている。
そしてやはり、巨乳だった。
彼女を見ると、久しぶりにあの悪夢が蘇る。
彼女を抱きしめ、身体を重ねる柊が……
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