fantasista 2
GAME.4 パワープレー
次の日……
やっぱり腰は悲鳴を上げた。
ベッドからなんとか立ち上がれるようにはなったものの、会社へ行くことは不可能だった。
だからあたしはベッドに横になり、またまた携帯を触る。
そんなあたしの頭の中に、戸崎が浮かんでは消えた。
今は何をしているのかな。
もう、横浜に着いたのかな。
そんなことばかりを考えて、剛君のことなんてすっかり忘れてしまっていた。