365日、いつまでもふたりで
「え?あたしでいいの?」
「茜に選んでもらったものに書きたいんだ」
「分かった」
なんだろう。
なんてことのない言葉なのに、竜くんに言われたってだけで凄く嬉しい言葉になる。
「はやくこっちに帰ってきてぇなー」
はぁっとため息をつく竜くんに、彼もまた寂しく思ってくれてることがわかって不謹慎にも嬉しくなってしまう。
こんなこと知られたら怒られちゃうから、胸の内にひそめておこう。
「何月に帰ってこれるんだろうね?」
「なぁ……」
初めは短期出張だったはずがどんどん伸びていってる。
ここまで伸びてくると、帰って来れないんじゃないかなんて不安が胸を襲う。
本当は今月の中頃に戻ってこれるはずだったがそれもなくなってしまった。
「なに、不安そうな顔してんだよ」
あたしの顔に不安が出てたようで、ツンと鼻をつつかれる。
「ごめん、このまま帰ってこれなかったら……って」
「茜に選んでもらったものに書きたいんだ」
「分かった」
なんだろう。
なんてことのない言葉なのに、竜くんに言われたってだけで凄く嬉しい言葉になる。
「はやくこっちに帰ってきてぇなー」
はぁっとため息をつく竜くんに、彼もまた寂しく思ってくれてることがわかって不謹慎にも嬉しくなってしまう。
こんなこと知られたら怒られちゃうから、胸の内にひそめておこう。
「何月に帰ってこれるんだろうね?」
「なぁ……」
初めは短期出張だったはずがどんどん伸びていってる。
ここまで伸びてくると、帰って来れないんじゃないかなんて不安が胸を襲う。
本当は今月の中頃に戻ってこれるはずだったがそれもなくなってしまった。
「なに、不安そうな顔してんだよ」
あたしの顔に不安が出てたようで、ツンと鼻をつつかれる。
「ごめん、このまま帰ってこれなかったら……って」