365日、いつまでもふたりで
「はい、俺からも」
車に戻ったあたしたち。
あたしが竜くんに包んでもらった手帳を渡すと、竜くんからも差し出された。
「ありがとう」
竜くんから何かをもらったってことが嬉しくて。
胸を踊らせながら受け取る。
「開けてみて?」
「うんっ」
竜くんの言葉に返事をして、受け取った本屋の紙袋を開ける。
「え?これ……」
中から出てきたのは、1冊の手帳。
「お互いに手帳の交換だ」
満足そうに微笑む。
「どうして……?」
たしかにあたしは、手帳をもう買ったと告げたはずだ。
別に竜くからもらったのももちろん嬉しいけど。
「今日さ……ほら」
竜くんがスマホの画面をあたしに向ける。
「ダイアリーデー?」
「そう。韓国で今日1月14日は、ダイアリーデーでさ、お互いに記念日とかを書いて贈り合うんだって」
「韓国か……」
お互いにってところが素敵だなとほんわか暖かくなる。
車に戻ったあたしたち。
あたしが竜くんに包んでもらった手帳を渡すと、竜くんからも差し出された。
「ありがとう」
竜くんから何かをもらったってことが嬉しくて。
胸を踊らせながら受け取る。
「開けてみて?」
「うんっ」
竜くんの言葉に返事をして、受け取った本屋の紙袋を開ける。
「え?これ……」
中から出てきたのは、1冊の手帳。
「お互いに手帳の交換だ」
満足そうに微笑む。
「どうして……?」
たしかにあたしは、手帳をもう買ったと告げたはずだ。
別に竜くからもらったのももちろん嬉しいけど。
「今日さ……ほら」
竜くんがスマホの画面をあたしに向ける。
「ダイアリーデー?」
「そう。韓国で今日1月14日は、ダイアリーデーでさ、お互いに記念日とかを書いて贈り合うんだって」
「韓国か……」
お互いにってところが素敵だなとほんわか暖かくなる。