365日、いつまでもふたりで
「わぁー!かわいい!」
2/22
猫の日の今日。
仕事が終わってから、竜くんに連れられてきたのは猫カフェ。
「茜たしか猫好きだったなって思ってさ」
「ふふ。今日猫の日だもんね?」
「さすがに茜もそれは知ってたか」
嬉しそうにあたしの向かいでコーヒーをすする。
実家で小さい頃から猫と戯れる生活をしていたあたしにとって、猫カフェは至福の場所だ。
「猫は小さな頃から好きだからね」
「実家にいたって言ってたもんな」
あたしが実家に猫がいたなんて、言ったのはたった1回で。
それも何かのついでに言っただけだ。
それなのに、ちゃんと覚えててくれることにすごく胸が暖かくなる。
「さっきからずーっとその猫、茜から離れないな」
「ふふ、実家の猫に似てて嬉しい」
あたしの手に自分の顔を押し付けてくる猫がすごく可愛い。
トラ柄で、実家の猫を思い出す。
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猫の日の今日。
仕事が終わってから、竜くんに連れられてきたのは猫カフェ。
「茜たしか猫好きだったなって思ってさ」
「ふふ。今日猫の日だもんね?」
「さすがに茜もそれは知ってたか」
嬉しそうにあたしの向かいでコーヒーをすする。
実家で小さい頃から猫と戯れる生活をしていたあたしにとって、猫カフェは至福の場所だ。
「猫は小さな頃から好きだからね」
「実家にいたって言ってたもんな」
あたしが実家に猫がいたなんて、言ったのはたった1回で。
それも何かのついでに言っただけだ。
それなのに、ちゃんと覚えててくれることにすごく胸が暖かくなる。
「さっきからずーっとその猫、茜から離れないな」
「ふふ、実家の猫に似てて嬉しい」
あたしの手に自分の顔を押し付けてくる猫がすごく可愛い。
トラ柄で、実家の猫を思い出す。