365日、いつまでもふたりで
「じゃあこっち」
そう言って、あたしの手をまた握って歩き出す。
「このためにさっき買った」
近くにあるフェンス。
そのフェンスには、ふたりの愛を誓ったのだろう南京錠がたくさんつけられていた。
「すごい、ここ」
「だろ?さっき案内所でこれ買ったんだよ」
ポケットから恥ずかしそうに金の色をした南京錠を取り出す。
「竜くんが!?」
「ん。恥ずかしいけど、俺もこれ茜とふたりでつけたかったから」
「んーーーかわいい!」
赤くした顔を恥ずかしそうに手で覆ってる竜くんが可愛くてたまらなくてあたしから抱きつく。
「茜?」
「もう、竜くん大好き!」
「俺も。さっきの言う事聞いて欲しいってのは、ここで誓いたいってことだったんだ。この先、なにかあるかもしれないしなにもないかもしれない。でも、どんな事があっても俺は茜と一緒にいたい」
照れた表情を浮かべながらも、あたしの目を見つめて言う竜くん。
そんな竜くんに胸がざわついて止まらない。
そう言って、あたしの手をまた握って歩き出す。
「このためにさっき買った」
近くにあるフェンス。
そのフェンスには、ふたりの愛を誓ったのだろう南京錠がたくさんつけられていた。
「すごい、ここ」
「だろ?さっき案内所でこれ買ったんだよ」
ポケットから恥ずかしそうに金の色をした南京錠を取り出す。
「竜くんが!?」
「ん。恥ずかしいけど、俺もこれ茜とふたりでつけたかったから」
「んーーーかわいい!」
赤くした顔を恥ずかしそうに手で覆ってる竜くんが可愛くてたまらなくてあたしから抱きつく。
「茜?」
「もう、竜くん大好き!」
「俺も。さっきの言う事聞いて欲しいってのは、ここで誓いたいってことだったんだ。この先、なにかあるかもしれないしなにもないかもしれない。でも、どんな事があっても俺は茜と一緒にいたい」
照れた表情を浮かべながらも、あたしの目を見つめて言う竜くん。
そんな竜くんに胸がざわついて止まらない。