365日、いつまでもふたりで
「はぁ……長いなぁ」
自然と出てしまうため息。
というのも、先月の中旬から竜くんかすこし長い出張に行っている。
街中はクリスマスの装飾に彩られてるのに、あたしの心は無色だよ。
いままで、同じ職場で毎日一緒だったから会えないことがなかった。
だから急に会えなくなったこの距離感に慣れずにいるんだ。
「今日は電話……来るのかな」
クリスマスも竜くんは仕事で会えないから。
彼氏がいるのにまさかのぼっち決定。
今日は全然LINEもこない。
……仕事忙しいのかな。
もしかしたら、向こうで綺麗な人と出会ってしまったのかもしれないとか、距離ができたら好きじゃなくなってしまったのかもとかまだ起こってもいないことを考えては不安になる。
近くにいるって、それだけで安心できることだったようだ。
「どこかブラブラしてよう……」
竜くんに会えない寂しさを紛らわすかのように会社を出た。
自然と出てしまうため息。
というのも、先月の中旬から竜くんかすこし長い出張に行っている。
街中はクリスマスの装飾に彩られてるのに、あたしの心は無色だよ。
いままで、同じ職場で毎日一緒だったから会えないことがなかった。
だから急に会えなくなったこの距離感に慣れずにいるんだ。
「今日は電話……来るのかな」
クリスマスも竜くんは仕事で会えないから。
彼氏がいるのにまさかのぼっち決定。
今日は全然LINEもこない。
……仕事忙しいのかな。
もしかしたら、向こうで綺麗な人と出会ってしまったのかもしれないとか、距離ができたら好きじゃなくなってしまったのかもとかまだ起こってもいないことを考えては不安になる。
近くにいるって、それだけで安心できることだったようだ。
「どこかブラブラしてよう……」
竜くんに会えない寂しさを紛らわすかのように会社を出た。