愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
嘘、副社長が? この前、田中さんにも聞かされたけれど到底信じられなかった。けれどまさか本当だったなんて。
目の前で大笑いする副社長を見せられてしまった今は、すぐに信じることができる。
「それを田中さんに見られて父さんに告げ口され。お前が俺の秘書になるって聞いた時は、焦ったよ。……お前のトラブルメーカーぶりは噂で聞いていたからさ。……俺、そういうの弱いんだよ、すぐ笑っちまう」
「フッ」と笑みを零す副社長に複雑な気持ちになるばかり。会社ではまったく笑わない副社長にそう言ってもらえて、喜ぶべきなのかどうなのか……。
「おまけに初日からいきなりストッキング伝線させてきやがって。しかも二回目とか……。あの時、笑いを堪えるのに必死だったんだぞ」
「……まさか」
信じられなくて目を見開いてしまう。
「本当だから。俺……お前の言動がツボなんだよ」
ハニカミながら話す彼の姿に、胸がキュンと鳴ってしまった。
なっ、なにこれ……! どうして私、ここで胸キュンしちゃうわけ!? 意味がわからない!
目の前で大笑いする副社長を見せられてしまった今は、すぐに信じることができる。
「それを田中さんに見られて父さんに告げ口され。お前が俺の秘書になるって聞いた時は、焦ったよ。……お前のトラブルメーカーぶりは噂で聞いていたからさ。……俺、そういうの弱いんだよ、すぐ笑っちまう」
「フッ」と笑みを零す副社長に複雑な気持ちになるばかり。会社ではまったく笑わない副社長にそう言ってもらえて、喜ぶべきなのかどうなのか……。
「おまけに初日からいきなりストッキング伝線させてきやがって。しかも二回目とか……。あの時、笑いを堪えるのに必死だったんだぞ」
「……まさか」
信じられなくて目を見開いてしまう。
「本当だから。俺……お前の言動がツボなんだよ」
ハニカミながら話す彼の姿に、胸がキュンと鳴ってしまった。
なっ、なにこれ……! どうして私、ここで胸キュンしちゃうわけ!? 意味がわからない!