愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
やっぱり会社では感情の読めない表情で、部下に淡々と指示していて。でも私とふたりっきりだと、少しだけ彼の纏う空気が変わるの。
柔らかくなるっていうか、なんていうか……。以前にも増して話しやすい。
きっとこの会社で副社長の意外な一面を知っているのは私だけ。胸をギュッと締めつけられてしまうほどの笑顔を見たのは私だけ。
そう思うと紗枝にさえも内緒にしておきたいと思ってしまったんだ。
「ねーねー、副社長がプレゼントしてくれたっていうドレス、今度見せてよ」
「あ……うん、いいよ」
紗枝に聞かれハッとし、慌てて返事をした。
そうなのだ、パーティーに着ていったワンピースやその他諸々代。副社長に返すと言ったのに、頑なに拒否されてしまったんだ。
『お礼として受け取れ』と押し切れらてしまい、申し訳なく思いつつもいただいてしまった。
しっかりとクリーニングし家のクローゼットにしまってある。
「じゃあさ、今日今から見に行ってもいい?」
「今から!?」
まさかのお願いにギョッとしてしまうと、紗枝は顔の前で手を合わせた。
柔らかくなるっていうか、なんていうか……。以前にも増して話しやすい。
きっとこの会社で副社長の意外な一面を知っているのは私だけ。胸をギュッと締めつけられてしまうほどの笑顔を見たのは私だけ。
そう思うと紗枝にさえも内緒にしておきたいと思ってしまったんだ。
「ねーねー、副社長がプレゼントしてくれたっていうドレス、今度見せてよ」
「あ……うん、いいよ」
紗枝に聞かれハッとし、慌てて返事をした。
そうなのだ、パーティーに着ていったワンピースやその他諸々代。副社長に返すと言ったのに、頑なに拒否されてしまったんだ。
『お礼として受け取れ』と押し切れらてしまい、申し訳なく思いつつもいただいてしまった。
しっかりとクリーニングし家のクローゼットにしまってある。
「じゃあさ、今日今から見に行ってもいい?」
「今から!?」
まさかのお願いにギョッとしてしまうと、紗枝は顔の前で手を合わせた。