愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「四つ年上で、大学のサークルで知り合って。……私が所属していたサークル、人数が少なかったんですけど、みんな仲良くて毎日楽しかったんです。……その中心にはいつも麻生さんがいました」
小人数だからこそ、楽しかったのかもしれない。
「一年生は私しかいなくて、なかなか馴染めずにいたんですけど、麻生さんがつも声をかけてくれて、次第にサークルの先輩たちの輪に溶け込むことができるようになりました。……でも私、ずっとこんな感じだったので、やっぱりサークル内でも色々とやらかしていて……」
「そうか」
副社長はクスリと笑みを零した。
「それでサークル内の空気が悪くなっちゃうこともあったんです。……でもその度に麻生さんがフォローしてくれて、私の失敗を笑いに変えてくれて。私の失敗も個性だから気にすることないって言ってくれたんです。……優しくて気遣いができて。そんな彼に私は惹かれてしまいました」
当時の私は本気で麻生さんのことが好きだった。こんな自分でも、彼なら受け入れてくれるんじゃないかと思えたほど。
小人数だからこそ、楽しかったのかもしれない。
「一年生は私しかいなくて、なかなか馴染めずにいたんですけど、麻生さんがつも声をかけてくれて、次第にサークルの先輩たちの輪に溶け込むことができるようになりました。……でも私、ずっとこんな感じだったので、やっぱりサークル内でも色々とやらかしていて……」
「そうか」
副社長はクスリと笑みを零した。
「それでサークル内の空気が悪くなっちゃうこともあったんです。……でもその度に麻生さんがフォローしてくれて、私の失敗を笑いに変えてくれて。私の失敗も個性だから気にすることないって言ってくれたんです。……優しくて気遣いができて。そんな彼に私は惹かれてしまいました」
当時の私は本気で麻生さんのことが好きだった。こんな自分でも、彼なら受け入れてくれるんじゃないかと思えたほど。