愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
和幸くんとの未来をくれたのは、田中さんのおかげだ。
感謝の気持ちを伝えると、珍しく彼は笑った。
「あなたに秘書を任せて正解でした。……これからもよろしくお願いしますね」
「……はい、もちろんです!」
最初副社長の秘書に任命されてしまったときは、絶対無理って思っていた。
けれど苦手だと思っていた彼は、本当は違っていて。
和幸くんのことを知ることができたのも、彼を好きになれたのも、秘書に任命されたから。
それがなかったら、今の幸せはなかった。
「ではそろそろ止めましょうか。後の仕事に差し支えますし」
「よろしくお願いします」
ふたりを止められるのは、会社では田中さんしかおりませんので。
するとあっという間にふたりの間に割って入り、いまだに文句の言い足りない代表を引きずり、エントランスを抜けていくふたりに、和幸くんとふたり思わず笑ってしまった。
感謝の気持ちを伝えると、珍しく彼は笑った。
「あなたに秘書を任せて正解でした。……これからもよろしくお願いしますね」
「……はい、もちろんです!」
最初副社長の秘書に任命されてしまったときは、絶対無理って思っていた。
けれど苦手だと思っていた彼は、本当は違っていて。
和幸くんのことを知ることができたのも、彼を好きになれたのも、秘書に任命されたから。
それがなかったら、今の幸せはなかった。
「ではそろそろ止めましょうか。後の仕事に差し支えますし」
「よろしくお願いします」
ふたりを止められるのは、会社では田中さんしかおりませんので。
するとあっという間にふたりの間に割って入り、いまだに文句の言い足りない代表を引きずり、エントランスを抜けていくふたりに、和幸くんとふたり思わず笑ってしまった。