愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
とんでもなく恐れ多いことを言い出した代表に、副社長と声がハモッてしまうと、代表はすかさず「息もぴったりだ」なんて言いながら、いつものように「ガハハ」と笑い出した。
ちょっと待ってください代表! 冗談でもあんまりですよ、なんてことを言ってくれたんですか……!
ただでなくともさっきの副社長の物言いからして、私のことをよく思っていないはず。
そんな私とお似合いだなんて言われちゃったら、副社長はどう思うか……。
いまだに笑い続けている代表を尻目に、ビクビクしながらもチラッと副社長を盗み見ると、案の定彼はゲラゲラ笑う代表に鋭い眼差しを向けていた。
やっ、やっぱりそうなりますよね……!
これは一体どうしたらいいのだろうか。途方に暮れてしまう中、声を上げたのは副社長だった。
「父さん、いい加減笑うのをやめて頂けませんか?」
冷ややかな声で言うと、途端に代表はムッとした。そんな代表に彼は言葉を続ける。
「それとどうせ俺がなにを言っても、「決定権は俺にある」と言い張られると思いますので、彼女が俺の秘書になる件に関しましては了承します」
ちょっと待ってください代表! 冗談でもあんまりですよ、なんてことを言ってくれたんですか……!
ただでなくともさっきの副社長の物言いからして、私のことをよく思っていないはず。
そんな私とお似合いだなんて言われちゃったら、副社長はどう思うか……。
いまだに笑い続けている代表を尻目に、ビクビクしながらもチラッと副社長を盗み見ると、案の定彼はゲラゲラ笑う代表に鋭い眼差しを向けていた。
やっ、やっぱりそうなりますよね……!
これは一体どうしたらいいのだろうか。途方に暮れてしまう中、声を上げたのは副社長だった。
「父さん、いい加減笑うのをやめて頂けませんか?」
冷ややかな声で言うと、途端に代表はムッとした。そんな代表に彼は言葉を続ける。
「それとどうせ俺がなにを言っても、「決定権は俺にある」と言い張られると思いますので、彼女が俺の秘書になる件に関しましては了承します」