愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
それから三日後の木曜日。
社員と副社長を取り繋いだり、彼から受け取ったファイルを読み込んだりしながら過ごしていると、内線が鳴った。
誰だろうと内線番号を確認すると、なんと副社長室からで目を丸くさせてしまう。
え、副社長!? 一体なんだろう、今まで一度も内線なんてかけてきたことなかったのに。……まっ、まさか私、自分でも知らないうちになにかやらかしてしまったとか?
あり得る話にサッと血の気が引いていく。
けれどいつまでも出ないわけにはいかないと思い、恐る恐る内線を取った。
「珈琲をくれないか? 砂糖とミルクはいらないから」
「え……あの……」
「頼んだ」
一方的に言うとすぐに内線は切られてしまった。受話器を手にしたまま茫然としてしまう。
だって副社長から飲み物を頼まれたことなんて、一度もなかったから。
「とっ、とにかく急いで持っていこう!」
慌てて立ち上がり給湯室へ駆け込む。
社員と副社長を取り繋いだり、彼から受け取ったファイルを読み込んだりしながら過ごしていると、内線が鳴った。
誰だろうと内線番号を確認すると、なんと副社長室からで目を丸くさせてしまう。
え、副社長!? 一体なんだろう、今まで一度も内線なんてかけてきたことなかったのに。……まっ、まさか私、自分でも知らないうちになにかやらかしてしまったとか?
あり得る話にサッと血の気が引いていく。
けれどいつまでも出ないわけにはいかないと思い、恐る恐る内線を取った。
「珈琲をくれないか? 砂糖とミルクはいらないから」
「え……あの……」
「頼んだ」
一方的に言うとすぐに内線は切られてしまった。受話器を手にしたまま茫然としてしまう。
だって副社長から飲み物を頼まれたことなんて、一度もなかったから。
「とっ、とにかく急いで持っていこう!」
慌てて立ち上がり給湯室へ駆け込む。