愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
なかなかドキドキが鎮まらず胸元を押さえながらも、シュレッダーにかけていく。田中さんはコピー用紙を取りにきたようで、棚に置いてある束をひとつ手に取った。
「ところで小山さん。……ひとつご確認したいことがあるのですが」
「あ、はい。なんでしょうか」
手を休め彼を見ると、田中さんは探るような目で私を捕えている。
な、なんだろう。……私、なにかマズイことでもやっちゃったかな? 昔からのクセで、なにも悪いことはしていないのに、どこかでやってしまったんではないかと疑心暗鬼してばかり。
それは大人になっても変わらず、今も確認したいことがあると前置きされると、なにかやらかしたのかも……と疑ってしまう。
違う意味でドキドキしてしまっていると、田中さんが尋ねてきた。
「明日、副社長と御一緒にパーティーに参加されるとお聞きしたのですが……」
「あ……はい、そうです」
なにかマズイことでもしたと思っていた私は、すっかり拍子抜けしてしまい普通に答えたものの……。
珍しく田中さんは目を丸くさせて驚いた。
「ところで小山さん。……ひとつご確認したいことがあるのですが」
「あ、はい。なんでしょうか」
手を休め彼を見ると、田中さんは探るような目で私を捕えている。
な、なんだろう。……私、なにかマズイことでもやっちゃったかな? 昔からのクセで、なにも悪いことはしていないのに、どこかでやってしまったんではないかと疑心暗鬼してばかり。
それは大人になっても変わらず、今も確認したいことがあると前置きされると、なにかやらかしたのかも……と疑ってしまう。
違う意味でドキドキしてしまっていると、田中さんが尋ねてきた。
「明日、副社長と御一緒にパーティーに参加されるとお聞きしたのですが……」
「あ……はい、そうです」
なにかマズイことでもしたと思っていた私は、すっかり拍子抜けしてしまい普通に答えたものの……。
珍しく田中さんは目を丸くさせて驚いた。