愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「お気に召していただけたでしょうか?」
窺ってきた彼女に何度も首を縦に振った。
「それはもちろん! どれも素敵です」
素直な感想を伝えると、彼女は「ありがとうございます」と小さく頭を下げたあと、名刺を差し出した。
「一之瀬より小山さまのコーディネートを承ります、佐々木愛里と申します。しっかりと小山さまを素敵にドレスアップさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします」
「こっ、こちらこそよろしくお願いします!」
名刺を受け取ったものの、恐縮してしまう。
「ではお時間もありませんし、さっそく始めさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「はい……!」
返事をすると、佐々木さんが案内してくれたのは、なぜか奥にある部屋。
温かみのあるクリーム色のレンガ調の壁紙の室内には可愛らしいドレッサーが置かれていて、その奥はカーテンで仕切られていた。
「事前に一之瀬より小山さまのお写真をお預かりしておりましたので、私の方でご用意させていただきました。まずはご試着お願いしてもよろしいでしょうか? その後、メイクと髪の毛の方もセットさせていただきますね」
「え、メイクや髪の方も……ですか?」
窺ってきた彼女に何度も首を縦に振った。
「それはもちろん! どれも素敵です」
素直な感想を伝えると、彼女は「ありがとうございます」と小さく頭を下げたあと、名刺を差し出した。
「一之瀬より小山さまのコーディネートを承ります、佐々木愛里と申します。しっかりと小山さまを素敵にドレスアップさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします」
「こっ、こちらこそよろしくお願いします!」
名刺を受け取ったものの、恐縮してしまう。
「ではお時間もありませんし、さっそく始めさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「はい……!」
返事をすると、佐々木さんが案内してくれたのは、なぜか奥にある部屋。
温かみのあるクリーム色のレンガ調の壁紙の室内には可愛らしいドレッサーが置かれていて、その奥はカーテンで仕切られていた。
「事前に一之瀬より小山さまのお写真をお預かりしておりましたので、私の方でご用意させていただきました。まずはご試着お願いしてもよろしいでしょうか? その後、メイクと髪の毛の方もセットさせていただきますね」
「え、メイクや髪の方も……ですか?」