愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
驚き聞き返すと、彼女はにっこり微笑んだ。
「はい、一之瀬から承っております」
てっきり洋服だけかと思ったら、すべて手配してくれていたなんて。こんな素敵なところで全身コーディネートしてもらえるのは、すごくありがたいし嬉しいんだけど……いよいよ心配になる。お財布の中身が。
どうしよう、どれくらいかかるんだろう。いつ聞けばいい? 着替える前?
あたふたしてしまっていると、佐々木さんはピンときたのかクスリと笑った。
「それと一之瀬よりすべて前払いいただいております」
「……前払い、ですか?」
目をパチクリさせてしまうと、佐々木さんは大きく頷いた。
「はい。ですのでどうぞお気兼ねなくまずはご試着からどうぞ。カーテンの向こう側にご用意してありますので」
「え、あのっ……」
グイグイ背中を押され、あっという間にカーテンの奥へ進んでいくと、彼女の言う通り一着のドレスがハンガーにかけられていた。
淡いミントグリーン色で袖や裾にはレースがあしらわれていて、とても素敵だ。
「はい、一之瀬から承っております」
てっきり洋服だけかと思ったら、すべて手配してくれていたなんて。こんな素敵なところで全身コーディネートしてもらえるのは、すごくありがたいし嬉しいんだけど……いよいよ心配になる。お財布の中身が。
どうしよう、どれくらいかかるんだろう。いつ聞けばいい? 着替える前?
あたふたしてしまっていると、佐々木さんはピンときたのかクスリと笑った。
「それと一之瀬よりすべて前払いいただいております」
「……前払い、ですか?」
目をパチクリさせてしまうと、佐々木さんは大きく頷いた。
「はい。ですのでどうぞお気兼ねなくまずはご試着からどうぞ。カーテンの向こう側にご用意してありますので」
「え、あのっ……」
グイグイ背中を押され、あっという間にカーテンの奥へ進んでいくと、彼女の言う通り一着のドレスがハンガーにかけられていた。
淡いミントグリーン色で袖や裾にはレースがあしらわれていて、とても素敵だ。