カクシゴト
家に入ると、リビングでお兄ちゃん達が遊んでた。
あ、そっか。みんな家泊まったんだっけ。
あれ、でも、今リビングにいるのは
お兄ちゃんともう1人。
家に泊まってたのってふたりじゃなかったっけ?
「お、秋桜。
おかえり、今帰ったんだ。」
「秋桜ちゃん!
一緒にゲームやる??」
「今日は宿題多いからやめときます。
ごめんなさい。」
「いいよ!
でもなんで敬語なの〜!タメでいいから!な?」
「あ、えっと、うんっ」
そして私は自分の部屋に向かった。
部屋のドアを開けると、何故か電気がついていて、
中には舞桜がいた。
「ま、舞桜っ?」
「お、秋桜。
おかえり。」
「どうしてここにいるの?」
思っていたことを私は口に出した。
すると舞桜は、少しにやけながら
「俺見たんだけどさ、
家の前で秋桜が誰かと抱き合ってんの。」
「…!」
「彼氏?」
どうしよう。見られてたんだ。。
この事をお兄ちゃんに知られたら
特徴を言えば絶対相手が先生だって知られちゃう。
彼氏でもないし、友達でもない。
なんて答えよう…。
「去年3年生の元先輩。今日たまたま会って、
送ってくれたの。」
「へぇ…。彼氏じゃないんだ?」
「彼氏なんか今まで出来たことないよ!
ほら、下の部屋行こ?舞桜。」
「うん。」
あとから考えれば、この時は既に
嘘だって気づかれてたのかもしれない。
そんな事に気づいたのは、
今日から丁度半年後だった。
あ、そっか。みんな家泊まったんだっけ。
あれ、でも、今リビングにいるのは
お兄ちゃんともう1人。
家に泊まってたのってふたりじゃなかったっけ?
「お、秋桜。
おかえり、今帰ったんだ。」
「秋桜ちゃん!
一緒にゲームやる??」
「今日は宿題多いからやめときます。
ごめんなさい。」
「いいよ!
でもなんで敬語なの〜!タメでいいから!な?」
「あ、えっと、うんっ」
そして私は自分の部屋に向かった。
部屋のドアを開けると、何故か電気がついていて、
中には舞桜がいた。
「ま、舞桜っ?」
「お、秋桜。
おかえり。」
「どうしてここにいるの?」
思っていたことを私は口に出した。
すると舞桜は、少しにやけながら
「俺見たんだけどさ、
家の前で秋桜が誰かと抱き合ってんの。」
「…!」
「彼氏?」
どうしよう。見られてたんだ。。
この事をお兄ちゃんに知られたら
特徴を言えば絶対相手が先生だって知られちゃう。
彼氏でもないし、友達でもない。
なんて答えよう…。
「去年3年生の元先輩。今日たまたま会って、
送ってくれたの。」
「へぇ…。彼氏じゃないんだ?」
「彼氏なんか今まで出来たことないよ!
ほら、下の部屋行こ?舞桜。」
「うん。」
あとから考えれば、この時は既に
嘘だって気づかれてたのかもしれない。
そんな事に気づいたのは、
今日から丁度半年後だった。