カクシゴト
「舞桜…?」
「もし本当に、秋桜がそう思ってるなら、
馬鹿だよ。」
「どういうこと?」
「…っ」
舞桜は無言で近づいてきて、私を抱きしめた。
「可愛いってこと。お前。」
「えっ!?」
抱きしめられたまま、お互い無言になる。
散歩などをしてる知らないおばさんが
公園の周りを歩きながらこっちを見てくる。
すると舞桜は抱きしめてた腕を離し、
今度は私の肩を片方の腕がまわった。
もう片方の手で私の顎をおさえた。
「!?」
キスされた。
唇は3秒くらいのあいだついたまま。
「ま、舞桜…?」
ゆっくりと舞桜は手と腕をはなす。
「どうして…」
キスなんかしたの?
そう聞こうとしたら口を手で優しくおさえられた。
「帰ろっか、秋桜。」
頷いて私は少し前を歩く舞桜の後ろを歩いた。
_
「お、舞桜と秋桜おかえりー」
家に入ったらたまたま玄関にいた
お兄ちゃんともう一人知らない人に会った。
「お邪魔します、秋人。」
「ただいま、お兄ちゃん。」
「お兄ちゃんっていい響きだね、羨ましいな。
あきと〜」
呆れた様な顔をした後、
もう1度こっちを向いてきたお兄ちゃんは
少し困ったように笑った。
「紹介するよ、こいつ1個した…だから、
秋桜の一個上の渡辺一希。」
「かず兄ってよんでね」
「あ、はいっ」
舞桜は私たちが話してる時、無言だった。
私の少し前の位置にいて、ひたすら携帯をいじってた。
「お兄ちゃん、今日も友達泊まるの?」
「いや、今日は晩飯食いに行って、
その後夜まで家で遊ぶだけ。」
「そっか。」
「もし本当に、秋桜がそう思ってるなら、
馬鹿だよ。」
「どういうこと?」
「…っ」
舞桜は無言で近づいてきて、私を抱きしめた。
「可愛いってこと。お前。」
「えっ!?」
抱きしめられたまま、お互い無言になる。
散歩などをしてる知らないおばさんが
公園の周りを歩きながらこっちを見てくる。
すると舞桜は抱きしめてた腕を離し、
今度は私の肩を片方の腕がまわった。
もう片方の手で私の顎をおさえた。
「!?」
キスされた。
唇は3秒くらいのあいだついたまま。
「ま、舞桜…?」
ゆっくりと舞桜は手と腕をはなす。
「どうして…」
キスなんかしたの?
そう聞こうとしたら口を手で優しくおさえられた。
「帰ろっか、秋桜。」
頷いて私は少し前を歩く舞桜の後ろを歩いた。
_
「お、舞桜と秋桜おかえりー」
家に入ったらたまたま玄関にいた
お兄ちゃんともう一人知らない人に会った。
「お邪魔します、秋人。」
「ただいま、お兄ちゃん。」
「お兄ちゃんっていい響きだね、羨ましいな。
あきと〜」
呆れた様な顔をした後、
もう1度こっちを向いてきたお兄ちゃんは
少し困ったように笑った。
「紹介するよ、こいつ1個した…だから、
秋桜の一個上の渡辺一希。」
「かず兄ってよんでね」
「あ、はいっ」
舞桜は私たちが話してる時、無言だった。
私の少し前の位置にいて、ひたすら携帯をいじってた。
「お兄ちゃん、今日も友達泊まるの?」
「いや、今日は晩飯食いに行って、
その後夜まで家で遊ぶだけ。」
「そっか。」