カクシゴト
「このアイス、美味しいっ」
「そうか?こっちのが美味しいぞ!」
正式に付き合うことになった私達は帰りにアイス屋さんによった。
「いや、こっちの方が美味しいよ!」
私はそう言ってスプーンにアイスを
乗っけて先生の口の前に持ってく。
「ん、確かに、美味しいなっ」
文句など言わずに先生はスプーンを口に入れた。
「次きた時はこの味頼もうかな…。」
そう言って先生は自分のアイスと
私のアイスを交互に見る。
「残念、これ期間限定で今日まで!」
「まじか!」
驚きと悲しみが混ざった様な
先生の顔はやっぱかっこよくて、つい見とれてしまう。
「…私のと交換する?」
「…いいのか?」
「いいよ、はい!」
「ありがとう、秋桜。」
「先生…」
「ダメだろ、秋桜。
隼人って呼ばないと。」
少し周りを気にしながらも
先生は私の手からアイスのカップをとって、
先生のアイスのカップを私の手の中に入れた。
「好きです。
…隼人。」
思わず言ってしまった言葉に、
自分で恥ずかしくなってしまう。
「俺も好きだよ、秋桜…。」
優しく笑いかけてくれるその笑顔に、
あぁ、付き合ったのって夢じゃないんだ…って
実感して、もっと顔が熱くなった。
「…じゃあ、アイスも食べ終わったし、家送るか!」
「うん!」
食べ終えて気分のいい私たちは
すぐに車に向かった。
「そうか?こっちのが美味しいぞ!」
正式に付き合うことになった私達は帰りにアイス屋さんによった。
「いや、こっちの方が美味しいよ!」
私はそう言ってスプーンにアイスを
乗っけて先生の口の前に持ってく。
「ん、確かに、美味しいなっ」
文句など言わずに先生はスプーンを口に入れた。
「次きた時はこの味頼もうかな…。」
そう言って先生は自分のアイスと
私のアイスを交互に見る。
「残念、これ期間限定で今日まで!」
「まじか!」
驚きと悲しみが混ざった様な
先生の顔はやっぱかっこよくて、つい見とれてしまう。
「…私のと交換する?」
「…いいのか?」
「いいよ、はい!」
「ありがとう、秋桜。」
「先生…」
「ダメだろ、秋桜。
隼人って呼ばないと。」
少し周りを気にしながらも
先生は私の手からアイスのカップをとって、
先生のアイスのカップを私の手の中に入れた。
「好きです。
…隼人。」
思わず言ってしまった言葉に、
自分で恥ずかしくなってしまう。
「俺も好きだよ、秋桜…。」
優しく笑いかけてくれるその笑顔に、
あぁ、付き合ったのって夢じゃないんだ…って
実感して、もっと顔が熱くなった。
「…じゃあ、アイスも食べ終わったし、家送るか!」
「うん!」
食べ終えて気分のいい私たちは
すぐに車に向かった。