カクシゴト
トントン と、
お兄ちゃんの部屋のドアを叩く。
するとさっきまで賑やかだった
話し声はなくなり、お兄ちゃんが出てきた。
「どうした?秋桜。」
その言葉に反応するかの様に、部屋から声が聞こえた。
「秋桜ちゃんって、秋人の妹だよね!?」
「見たいな〜」
その言葉にお兄ちゃんはため息をついて、
「少し部屋上がるか?」
と遠慮がちに聞いてきた。
「いいの?」
返事はなく、軽く背中を押された。
「初めまして、妹の秋桜です。中3です。」
「おっす!俺、秋人のクラスメイトの中山心です!」
「同じく、クラスメイトの佐久間舞桜です。
よろしくね、秋桜ちゃん。」
「それで、秋桜、どうした?
なんか用事とか?」
「あ、えっと、お母さんがご飯できたって…。」
「あ、じゃあ1回下いくか。」
______________
「叔母さん、このハンバーグ超美味しいっす!」
「あら〜しんくん。
美味しいのはいいけど、おばさんじゃないでしょ。」
「あははっ、そっすね!(笑)」
食事中、心くんはずっとお母さんと話してた。
そして私はお兄ちゃんと舞桜くんの会話に入れてもらってた。
「舞桜、明日って確か発育測定だよな?」
「うん、そーだよ。
あ、聞いてよ秋桜ちゃん、俺背、173cmあるんだ〜」
「凄い…」
「あれ、秋桜いくつだっけ。」
「…153.5cm」
「ちっちゃいね〜(笑)」
そんな会話をしながら、あっという間に晩御飯を食べ終えた。
「ご馳走様でした。秋人のお母さんの料理、凄い美味しかったです。」
「あら〜舞桜くんったら口がうまいのね〜
秋桜、まま風呂入ってくるからね。」
「うん。」
いつの間にか舞桜くんはお兄ちゃん達が
使った皿を片付けてた。
「舞桜くん、いいよ!私やるから、
舞桜くんも上の部屋行きな?」
「じゃあ、二人で終わらせちゃおう。
それで、二人で上の部屋行こっか。」
そういって舞桜くんはテキパキと食器を片付けた。
「よし。終わった。
あ、秋桜ちゃん」
「秋桜でいいですよ?」
「ほんと?じゃあ俺も舞桜って呼んでいいよ。
あと、敬語もなしね。」
「わ、わかった…。」
「あと、今日ぶつかっちゃってごめんね。
相手が秋桜でよかった。」
「あれ、舞桜だったの!?」
「うん」
普通に驚いた。
確かに似てるなとか思ったけど、
他人の空似だって思ったし。
「服洗って返すね!」
「了解っ
今さ上の部屋で映画見るんだけど、秋桜きなよ」
「え?いいの?」
「うん。」
「わかった、いく!」
お兄ちゃんの部屋は、
ベットがロフトベッドだから、
ベットの下に大きいソファが置いてある。
そしてお兄ちゃんと心くんはベットの上にいた。
「じゃあ、俺らソファ座る?」
その言葉に私は軽く頷いた。
お兄ちゃんの部屋のドアを叩く。
するとさっきまで賑やかだった
話し声はなくなり、お兄ちゃんが出てきた。
「どうした?秋桜。」
その言葉に反応するかの様に、部屋から声が聞こえた。
「秋桜ちゃんって、秋人の妹だよね!?」
「見たいな〜」
その言葉にお兄ちゃんはため息をついて、
「少し部屋上がるか?」
と遠慮がちに聞いてきた。
「いいの?」
返事はなく、軽く背中を押された。
「初めまして、妹の秋桜です。中3です。」
「おっす!俺、秋人のクラスメイトの中山心です!」
「同じく、クラスメイトの佐久間舞桜です。
よろしくね、秋桜ちゃん。」
「それで、秋桜、どうした?
なんか用事とか?」
「あ、えっと、お母さんがご飯できたって…。」
「あ、じゃあ1回下いくか。」
______________
「叔母さん、このハンバーグ超美味しいっす!」
「あら〜しんくん。
美味しいのはいいけど、おばさんじゃないでしょ。」
「あははっ、そっすね!(笑)」
食事中、心くんはずっとお母さんと話してた。
そして私はお兄ちゃんと舞桜くんの会話に入れてもらってた。
「舞桜、明日って確か発育測定だよな?」
「うん、そーだよ。
あ、聞いてよ秋桜ちゃん、俺背、173cmあるんだ〜」
「凄い…」
「あれ、秋桜いくつだっけ。」
「…153.5cm」
「ちっちゃいね〜(笑)」
そんな会話をしながら、あっという間に晩御飯を食べ終えた。
「ご馳走様でした。秋人のお母さんの料理、凄い美味しかったです。」
「あら〜舞桜くんったら口がうまいのね〜
秋桜、まま風呂入ってくるからね。」
「うん。」
いつの間にか舞桜くんはお兄ちゃん達が
使った皿を片付けてた。
「舞桜くん、いいよ!私やるから、
舞桜くんも上の部屋行きな?」
「じゃあ、二人で終わらせちゃおう。
それで、二人で上の部屋行こっか。」
そういって舞桜くんはテキパキと食器を片付けた。
「よし。終わった。
あ、秋桜ちゃん」
「秋桜でいいですよ?」
「ほんと?じゃあ俺も舞桜って呼んでいいよ。
あと、敬語もなしね。」
「わ、わかった…。」
「あと、今日ぶつかっちゃってごめんね。
相手が秋桜でよかった。」
「あれ、舞桜だったの!?」
「うん」
普通に驚いた。
確かに似てるなとか思ったけど、
他人の空似だって思ったし。
「服洗って返すね!」
「了解っ
今さ上の部屋で映画見るんだけど、秋桜きなよ」
「え?いいの?」
「うん。」
「わかった、いく!」
お兄ちゃんの部屋は、
ベットがロフトベッドだから、
ベットの下に大きいソファが置いてある。
そしてお兄ちゃんと心くんはベットの上にいた。
「じゃあ、俺らソファ座る?」
その言葉に私は軽く頷いた。