午前3時、君と思い出が星になったら。

勉強に星。




「そろそろ来る頃…?」





「………」





「なに、未来透視能力でも持ってるの?」






「あーまぁ、」






歯切れが悪い。





きかないほうがいいのだろうか。






「そっか。」





今まで雲に隠されていた月はなんだか、










泣いてるように見えた。









「今澄くん、泣いてるの?」






「泣いてないよ、ただ、ちょっと目にゴミがね」






嘘つき。




泣いてるんじゃないか。





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