君に華………三日間の奇跡…………
「ねぇ、あんたさぁ。なんで、あの病室にいるの?」


えっ、私?


知らない女の子が話しかけてきた。


『なんでって友達が病室にいるからだよ』



「はぁ!?まぢでいってんの?

その病室、こないだ、女の子亡くなってから誰もいないって。たしか、名前は、み、み、美咲!だからさぁ、気味悪いって話!わかった?」



美咲………………?



嘘……………美咲が幽霊?


『わかんないよ‼


101号室の美咲は、幽霊なんかぢゃない!


ちゃんと、話した。たくさん話した。


笑いあった‼


嘘なんかぢゃない!ふざけないでよ‼』



私は、走った………………


途中、息が切れ歩くことになっても、


前へ前へ進んだ。


足は101号室に向かってる。


101号室の部屋の前。



ノックをしょうと、躊躇う。



もし、誰もいなかったら?



不安が、押し寄せる。
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