私はあなたの恋愛相談相手~この思いを胸に秘めて~
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「…結茉ちゃん、大丈夫?なんか飲み物買ってきた後からちょっと元気ないみたいだけど、、なんかあった?」
心配そうに私の顔をのぞきこむ万里くん。
「え、そんなことないよ。全然元気…」
あはは、と無理に笑ってみたものの私の強がりは,彼には通じなかったようで怪訝そうに眉をひそめたのがわかった。
「やっぱり、表情固いよ?売店で何かあったでしょ」
う、、さすが万里くん、鋭い
万純といい、万里くんといいこういう所はよく似ている。
二人とも本当に周りをよく見て、気にかけてくれるもんなぁ。
でも、
「…さっき、偶然なんだけど売店で馨と鞠子先輩に会っただけだよ、二人とも仲良くていいなぁって思ってね」
と、私は嘘をついた。
さっきの馨とのやり取りを彼にどう説明したらいいかわからなかった。