私はあなたの恋愛相談相手~この思いを胸に秘めて~
私だって努力してきたもの。
なるべく馨との時間を作って、彼女のポジション守りたくて必死で…。
告白してくれたのは馨からだった。
前から気になってたから内心すっごく嬉しかった。
けど、付き合ってみてからなんだかずっと片思いしてるみたいに感じてた。
その違和感が確信に変わったのは、食堂で初めて結茉ちゃんに会った時。
彼女と一緒にいる時の馨…生き生きしてたし、見つめる目がすごく優しかったから。
最初、好きな女の子いるのにどういうつもりなのかって思ったけど…その時の私はすでに後戻りできないくらい馨のこと好きになっていて。
…付き合ってるのは私なんだし、今から本当に好きになってもらえばいい。
そう思っていた。