ずるくて苦い
母は相変わらずだった

死にたいと思う心が支配してどうしようもなかった時

リストカットそれが頭に浮かんだ

死ぬかもしれないという恐怖が最初はあった

でも手首を切り痛みと血を見たとき自分が生きていると強く感じそして心が楽になるような気がした

私はそれからリストカットに依存していくようになる

１回始めると無数の数の傷をつくってしまう事が多かった

リストカットをしないと苦しくてどうしても切りたくなってしまう

だんだん痛みが鈍くなるとその分深く沢山切るようになり

傷跡が治って綺麗になるまではそれを見て落ち着く事が出来た

切っては治しの繰り返しだった
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