交換日記
何分後…
晴輝「おう!蒼太待たせたな。」

玄関で待っていた蒼太の肩を後ろから叩く。

蒼太「おぉ!晴輝。また、告白でもされたか。」

晴輝「そうだよーん。羨ましいか笑」
晴輝は下駄から、靴を取り出す。
蒼太「お前のことだから、断ったんだろ?」
蒼太も靴をとりだして、傘だてから傘をとる。
晴輝「当たり前だろー?よく知らない女と付き合っても上手くいかないだろうからな。」
傘を開いて、2人は下校する。

蒼太「付き合って相手を知ってみるとか!」

晴輝「バァーカ!それで、自分の描いていた人と違ってたら、絶対うまくいないだろ?それに、俺はその人のことをよく知ったうえで、本気でこの人と一緒にいたいって思った人と付き合いたいんだよ!」

蒼太「何ムキなってるんだよ笑」

晴輝「うるせぇーな。あーやべ、そういえば今日バイトだったわ。俺バイトに間に合わなくなるから、走って帰る。また、明日な!」
と時計をみて、傘をさしては走り出す。

蒼太「人を待たせておいて、先帰るんかよー」
蒼太は大声で叫ぶ。

晴輝「ごめん。今度何かでお詫びさせて。じゃあな。」
晴輝は後ろを振り向き、手を合わせ謝った。

蒼太「ったくもう。分かったよ!気をつけてな。」

晴輝「ありがとう。」
晴輝はバイト先へ向かった。




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