交換日記
いつもの朝。階段を登る母の足音が聞こえた。
コンコン。
母「結衣入るわよ。」
母「結衣、起きなさい。起きないと遅刻するわよ!」
結衣「ごめんね。お母さん。今日頭痛がひどいから、休みたい。」
母「結衣が学校休むなんて、珍しいわね。いつもは、体調悪くても学校行ってたのに。分かったわ。先生には、連絡しておくわね。病院いく?」
結衣「ううん。家で休んでる。」
首を左右に振った。
母「分かったわ。お母さんは、ずっと前から約束していた県外のお友達と約束があるから、留守にしてる。だから、用があったら携帯に連絡ちょうだい。なるべく、早く帰ってくるからね。」
結衣「ありがとう。楽しんでおいで。私は、寝てるから。」
母「そばにいてあげたいけど、ずっと前からの約束だから、ごめんね。」
結衣「大丈夫だから。」
母「お腹すいたら、冷蔵庫に入ってるもので何食べて。お母さん、そろそろ、行かないとだわ。じゃあ行ってくるわね。何かあったら、お母さんの携帯に連絡しなさいね。」
結衣「うん、行ってらしゃい。」
母にいじめられていることを言えなかった。
私がいじめられていることを母が知ったら悲しむから。
そんな母を想像するだけで、胸が痛む。
この日は、誰もいないので、テレビをみたり漫画を読んだりした。
コンコン。
母「結衣入るわよ。」
母「結衣、起きなさい。起きないと遅刻するわよ!」
結衣「ごめんね。お母さん。今日頭痛がひどいから、休みたい。」
母「結衣が学校休むなんて、珍しいわね。いつもは、体調悪くても学校行ってたのに。分かったわ。先生には、連絡しておくわね。病院いく?」
結衣「ううん。家で休んでる。」
首を左右に振った。
母「分かったわ。お母さんは、ずっと前から約束していた県外のお友達と約束があるから、留守にしてる。だから、用があったら携帯に連絡ちょうだい。なるべく、早く帰ってくるからね。」
結衣「ありがとう。楽しんでおいで。私は、寝てるから。」
母「そばにいてあげたいけど、ずっと前からの約束だから、ごめんね。」
結衣「大丈夫だから。」
母「お腹すいたら、冷蔵庫に入ってるもので何食べて。お母さん、そろそろ、行かないとだわ。じゃあ行ってくるわね。何かあったら、お母さんの携帯に連絡しなさいね。」
結衣「うん、行ってらしゃい。」
母にいじめられていることを言えなかった。
私がいじめられていることを母が知ったら悲しむから。
そんな母を想像するだけで、胸が痛む。
この日は、誰もいないので、テレビをみたり漫画を読んだりした。