【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
「でもお前……」
「主任、本当に大丈夫なので、お疲れ様でした」
晃が何かを言いかけたが、頭の痛みをこれ以上堪えることができそうになく、早口で結花はまくし立てた。
そんな結花の態度をどう思ったのか分からなかったが、頭上で小さなため息が聞こえる。
「わかった。お前もきちんと帰れよ」
そう言うと晃が歩いて行く気配がして、結花はホッと胸をなで下ろした。
晃が出て行ったのを確認すると、結花は目をぎゅうと瞑り痛みをどうにか抑えるとパソコンに向かった。
(目を使いすぎたからこんなに痛いの?それとも……風邪?そんなこと言ってられない。早くやらなきゃ……)
23時を回り、なんとか資料を作り終え、メールを送ると席を立った。
(終わった……)
安堵して立ち上がると、急に目の前が真っ白になり、肩に鈍い痛みが走った。
「小松!!!」
遠くから聞こえるその声にも、目を開けることも返事をすることもできず、結花は暗い闇へと意識を手放した。
「主任、本当に大丈夫なので、お疲れ様でした」
晃が何かを言いかけたが、頭の痛みをこれ以上堪えることができそうになく、早口で結花はまくし立てた。
そんな結花の態度をどう思ったのか分からなかったが、頭上で小さなため息が聞こえる。
「わかった。お前もきちんと帰れよ」
そう言うと晃が歩いて行く気配がして、結花はホッと胸をなで下ろした。
晃が出て行ったのを確認すると、結花は目をぎゅうと瞑り痛みをどうにか抑えるとパソコンに向かった。
(目を使いすぎたからこんなに痛いの?それとも……風邪?そんなこと言ってられない。早くやらなきゃ……)
23時を回り、なんとか資料を作り終え、メールを送ると席を立った。
(終わった……)
安堵して立ち上がると、急に目の前が真っ白になり、肩に鈍い痛みが走った。
「小松!!!」
遠くから聞こえるその声にも、目を開けることも返事をすることもできず、結花は暗い闇へと意識を手放した。