【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
テレビの横に置かれた時間は6時30分を少し回った所だった。
(家に帰って私って仕事に間に合う?」
「主任ここはどこですか?」
急に不安になり、結花はキッチンにたつ晃に声をかけた。
「K駅だよ」
「え?お隣の駅ですか?主任そんな近くに住んでたの?」
つい昔からの口調になってしまい、結花は口を噤んだ。
「そうだよ。食べたら車で送ってやるから。間に合うだろ?」
言葉使いを特に気にするようなそぶりも見せず、晃はそう言うとチラッと結花を見た。
「はい」
ホッとした結花に苦笑しながら、晃は結花の前に土鍋を置くと蓋を取った。
「ほら、お前病み上がりだからこれな」
ほかほかと湯気を上げる卵雑炊に結花は「おいしそう」呟くように言うとジッとその雑炊を見た。
「主任、料理できるんですね。すごい」
嬉しそうに言う結花に、晃も微笑みを浮かべた。
(家に帰って私って仕事に間に合う?」
「主任ここはどこですか?」
急に不安になり、結花はキッチンにたつ晃に声をかけた。
「K駅だよ」
「え?お隣の駅ですか?主任そんな近くに住んでたの?」
つい昔からの口調になってしまい、結花は口を噤んだ。
「そうだよ。食べたら車で送ってやるから。間に合うだろ?」
言葉使いを特に気にするようなそぶりも見せず、晃はそう言うとチラッと結花を見た。
「はい」
ホッとした結花に苦笑しながら、晃は結花の前に土鍋を置くと蓋を取った。
「ほら、お前病み上がりだからこれな」
ほかほかと湯気を上げる卵雑炊に結花は「おいしそう」呟くように言うとジッとその雑炊を見た。
「主任、料理できるんですね。すごい」
嬉しそうに言う結花に、晃も微笑みを浮かべた。