【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
お願い2
気づいてしまった事
(やばいよね……2度とするなって言われたのに……結局言えてないよ。でも今日主任いなかったし……)
「おい!」
結花は、後ろから何かが当たる感覚で後ろを振り向いた。
そこには、書類を結花の頭の上に乗せている晃がいた。
「主任!!」
今恐れていたことが現実になり、慌てて結花はパソコンを隠した。
「もう、今武田に聞いた」
「……すみません。言おうと思ってたんですけど……」
バツの悪そうな結花の表情を見て、晃は持っていた書類で結花の頭を軽く叩く。
「あれだけのメッセージ送ってこれるなら、この事もいえるだろ?残業や仕事内容を把握するのも上司の役目なんだから」
呆れたように言って、晃は結花の隣の席に座った。
「すみません……」
「ほら、半分よこせ」
「でも……」
「でもじゃない!早くしろ!」
「はい!」
押し問答のようになってしまい、結花は諦めて返事をすると、入力の書類を晃へと渡した。
「30分で終わらせるぞ」
ざっと目を通した後、晃はそう言うともうパソコンを操作し始めていた。
「おい!」
結花は、後ろから何かが当たる感覚で後ろを振り向いた。
そこには、書類を結花の頭の上に乗せている晃がいた。
「主任!!」
今恐れていたことが現実になり、慌てて結花はパソコンを隠した。
「もう、今武田に聞いた」
「……すみません。言おうと思ってたんですけど……」
バツの悪そうな結花の表情を見て、晃は持っていた書類で結花の頭を軽く叩く。
「あれだけのメッセージ送ってこれるなら、この事もいえるだろ?残業や仕事内容を把握するのも上司の役目なんだから」
呆れたように言って、晃は結花の隣の席に座った。
「すみません……」
「ほら、半分よこせ」
「でも……」
「でもじゃない!早くしろ!」
「はい!」
押し問答のようになってしまい、結花は諦めて返事をすると、入力の書類を晃へと渡した。
「30分で終わらせるぞ」
ざっと目を通した後、晃はそう言うともうパソコンを操作し始めていた。