【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
「結花ちゃん、本当に大丈夫?さっき、武田君からも頼まれてなかったっけ?」
先輩の由美子に隣から声を掛けられ、結花は苦笑した。
アシスタントは営業2人に対して1人だ。
結花は晃の他に1年先輩の武田雄二のアシスタントもしていた。
「なんとかなります!根性でがんばります!この案件主任の急ぎだと思うので」
「どうしても無理そうならちゃんと声を掛けてね。手伝うから」
その言葉に結花も頷くと、さっそく仕事へと取り掛かった。
(21時すぎたな……)
結花はチラリと時計に目を向けた。
(やっぱりすごい量だったな……。でもこの案件は主任が今手こずってる仕事だし……。由美子さんに手伝ってもらえばよかった。あれだけ手伝うって言ってくれたのに。私のバカ。ってこれ私の仕事じゃない!)
一人で自分にツッコミを入れたあと、結花は頭を軽く振ると、またパソコンに向うと作業に集中した。
22時半を過ぎようやく目途がついて、結花は一息ついた。
ガンガンと痛む頭を机に乗せて目を瞑った。
「ひゃ!」
首筋にひやっとした感覚に驚いて、慌てて身を起こした。
「なんて声だしてんの?」
目線の先にはクスクス笑う晃がいて、驚いて体を起こした。
「樋口主任……驚かさないでくださいよ」
先輩の由美子に隣から声を掛けられ、結花は苦笑した。
アシスタントは営業2人に対して1人だ。
結花は晃の他に1年先輩の武田雄二のアシスタントもしていた。
「なんとかなります!根性でがんばります!この案件主任の急ぎだと思うので」
「どうしても無理そうならちゃんと声を掛けてね。手伝うから」
その言葉に結花も頷くと、さっそく仕事へと取り掛かった。
(21時すぎたな……)
結花はチラリと時計に目を向けた。
(やっぱりすごい量だったな……。でもこの案件は主任が今手こずってる仕事だし……。由美子さんに手伝ってもらえばよかった。あれだけ手伝うって言ってくれたのに。私のバカ。ってこれ私の仕事じゃない!)
一人で自分にツッコミを入れたあと、結花は頭を軽く振ると、またパソコンに向うと作業に集中した。
22時半を過ぎようやく目途がついて、結花は一息ついた。
ガンガンと痛む頭を机に乗せて目を瞑った。
「ひゃ!」
首筋にひやっとした感覚に驚いて、慌てて身を起こした。
「なんて声だしてんの?」
目線の先にはクスクス笑う晃がいて、驚いて体を起こした。
「樋口主任……驚かさないでくださいよ」