またあした 。
「えっ…?」
先輩があたしの髪をなでて…る?
「あの、せんぱ…」
「おろしたんだ」
「あ、体育おわってすぐ」
「麗生の髪の毛、ふわふわしてる」
「そう、ですかね…」
先輩が髪を撫でる度に
熱を帯びていく気がしていく。
「食べよ」
「は、い…」
撫でていた手を離して
パンの袋をあける。
ちらっと先輩を見る。
「ん?」
「いや、えっと…」
「これ、たべたいの?」
「え?」
先輩の手にはクリームパン
「ん」