またあした 。
「んーどれにしよう」

「どれで迷ってるの?」

「チョコバナナといちご…」

「チョコバナナとイチゴ一つずつ」

「え?」

「はんぶんこ、しよ」

きゅんっ…

「あ、お金」

「いいよ、座ってて」

「でも…」

「いいから、ね」

「ごちそうさまです」

「ん」

座ってると先輩がクレープを持ってきた


「はい」

「ありがとうございます…おいしそう!」

ぱくっとたべると

「おいしい!」

「こっちもたべな」

はいって先輩のほうのクレープを差し出してきた

「おいしい~」

「よかった。そっちもちょーだい」

「あ、はい。どう…ぞ…」

クレープをかじる先輩

「あ、先輩、クリームついてますよ…」

「ん?どこ…」

「ほら…」

すっと先輩についたクリームを
指ですくった。

ぱく。

「っ…!」

そのクリームをなめる先輩

「甘いね」

「クリーム…ですから」

そうだねと言ってクレープを食べ続ける先輩

ドキドキ…

さっきから心臓が鳴り止まない。

あたし、先輩のこと好きなのかな…。

「帰ろっか」

クレープを食べ終わりまた歩き出した
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