またあした 。
暗い中に先輩と隣で座る
上を見上げれば星が散りばめられ
ロマンチック。
「綺麗………」
「麗生」
ぎゅつと手を握ってくる先輩
「先輩」
暗くて他の人に見えないから
そっとキスをする。
「先輩、今あたし幸せです」
「俺も」
ふふっと笑ってまた上を見上げる。
先輩。
星を見上げて願う。
先輩とずっと一緒にいれますように…。
それから1時間ほどでプラネタリウムを出た
「綺麗だったあ」
「そうだな」
ふたりでプラネタリウムの感想とか話しながら
また歩いた
「次ココ」
先輩が立ち止まったのは
オシャレなレストランの前
「いらっしゃいませ」
「予約した松尾です」
「はい。こちらへどうぞ」
そういって席に案内された。
「先輩、予約しておいてくれたんですか?」
「うん」
「ありがとう…ございます…こんなオシャレなお店」
「麗生好きそうだから」
確かに内装もあたし好み
先輩…あたしの事考えてくれたんだ。
それだけで顔がほころぶ。
「お待たせいたしました」
運ばれてきた料理。
すごいおいしそう。
「「いただきます」」
「んーおいしい」
「幸せそうな顔してる」
「幸せですう」
「よかった」
料理も食べ終わり
「お待たせしました」
え?まだあるの?
「わ…かわいい…」
ハートの形で赤のムース出てきたケーキ
「彼氏さんからのプレゼントです」
「先輩………」
照れたように横を向く先輩。
先輩…本当に幸せです。