またあした 。


それからなん時間が経ったかわからない。


手術中のランプが消え


そこから先生がでてきた。


「彼のご家族の方ですか?」


「はいっ!遼は…?」


「命は取り留めました」


「よかった…」


「ですが強い衝撃を受けているのか
いつ目を覚ますか………」


「…先輩………」


「大丈夫よ。生きてるんだから
きっと遼は目を覚ます。
ほら麗生ちゃん。今日は送ってくから
帰ろう?」




遼先輩のお母さんに送られて


家に帰った。



先輩…………。





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