またあした 。
「遼先輩?!」

HRが終わって朝のことを草加に話した

「草加、声大きいよ」

「だって遼先輩でしょ?あの松尾遼先輩」

「うん。草加知ってるの?」

「知ってるも何も有名じゃん。
2年にすごいイケメンがいるって」

ああ…確かに先輩はイケメンだった。

「はじめてきいた」

「彼女、いないらしいよ?」

「ふうん。なんでにやにやしてるの…」

「狙っちゃいなよ!」

「え、そんな、だって今日初めて喋ったんだよ?」

「麗生はかわいいからきっと
先輩も麗生のこと好きになるよ」

いやまさか…

「ほらまた他のクラスの男子が
麗生のこと見に来てる」

入学してからあたしらのクラスには

他のクラスの男子が何故か集まる

先輩もいたりする。

草加はそれをあたしを見るためってゆうけど

絶対ちがう。

「あたしじゃないよ」

「麗生。あんた気付いてないかもしれないけどすごい美少女が入学してきたって有名なんだよ?」

「うそだ…」

「本当ににぶいんだね…」

呆れながらみてくる草加。

「ほら授業始まるよ」

「え~」

しぶしぶ前を向く草加。

すぐに先生がきて授業が始まった。

今日はなんだか1日が早く感じた。
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