パンドラ~隠された愛~
「そらそうだよね。寒すぎるもんね。」
宮部が運転しだし10分が経過しようとしていた頃、めぐみがバックの中をガサゴソしだした。
「ん?どうしたの?忘れ物?」
もう既に駅が見えてきている。後2~3分で着くだろう。
めぐみはあきらかに焦った表情をしながら必死に何かを探しているようだ。
「あの、ちょっと家の鍵が見当たらないんです。もしかしたら家に鍵置いてきちゃったのかもしれない…。」
「え?家の人に連絡…って、連絡つかないから俺が送ってるんだもんな。その鍵ないと家に入れない感じ?」
めぐみは俯きながら「はい…」と呟く。
宮部も困ったなぁと思いながら時計に目をやると、4:00と表示されている。
宮部が運転しだし10分が経過しようとしていた頃、めぐみがバックの中をガサゴソしだした。
「ん?どうしたの?忘れ物?」
もう既に駅が見えてきている。後2~3分で着くだろう。
めぐみはあきらかに焦った表情をしながら必死に何かを探しているようだ。
「あの、ちょっと家の鍵が見当たらないんです。もしかしたら家に鍵置いてきちゃったのかもしれない…。」
「え?家の人に連絡…って、連絡つかないから俺が送ってるんだもんな。その鍵ないと家に入れない感じ?」
めぐみは俯きながら「はい…」と呟く。
宮部も困ったなぁと思いながら時計に目をやると、4:00と表示されている。