【完】Crescendo 〜恋の大きさ〜
奏子さんみたいな音楽家になると


それを聞いた奏子さんは、



「ピアノじゃなくて、ヴァイオリンをやりなさい」



と言った


そのことがどうしてもわからなかった


僕はピアノをやっていた


でもどうして奏子さんはピアノではなくヴァイオリンをやれと言ったのか


その理由を奏子さんに聞いたことがある


すると奏子さんは



「詩乃と演奏して欲しかったの。君ならすごい音楽家になれるって思ったから。それに君の雰囲気からしてヴァイオリンのイメージだし」



と言われた
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