【完】Crescendo 〜恋の大きさ〜
とまぁ、うるさい感じに練習は進んでいた


そして夕方



「そろそろ、ごはん作らなきゃね」


「何か手伝おうか?」


「大丈夫だよ。律は休んでて。ずっと練習してたでしょ?」


「気をつけてね」


「わかってるよ」



そんな毎日が続いていた


数日が経った頃は、お互いの息はぴったりだった


そしてコンクール1週間前



「律。ちょっと話があるの」


「どうしたの?」


「…………私、律のことが好き」


「!」


「私と付き合ってください!」


「…………うん。こちらこそよろしく」


「!」
< 37 / 91 >

この作品をシェア

pagetop