【完】Crescendo 〜恋の大きさ〜
「…………ねぇ、詩乃」
「な………何?」
「詩乃はプロになる気はない?」
「…………急にどうしたの?」
ずっとこれを言いたかった
詩乃をプロの世界に引き連れて、ずっと一緒にやっていきたい
最近は体も安定してるから、そんなすぐに危ないことになるってことはないと思う
「詩乃と一緒にプロの世界でやっていきたい。ずっとそう思ってたんだ。詩乃が良かったらだけど」
「でも私はもうプロを目指せない。遅いよ。それだけの才能もないし、ましてや律についていくなんて…………」
「僕は詩乃の才能はすごいと思った。これならプロでもやっていける。いや、世界に認めてもらえると思う」
「そんなことないよ。そんなこと絶対ないし、プロになれるのも怪しいし…………」
「おそらくこのコンサートを成し遂げたら、詩乃は認めてもらえると思う」
「!」
「詩乃にプロになる気が少しでもあるんだったら、一緒にやっていきたい。そして……」
「?」
「な………何?」
「詩乃はプロになる気はない?」
「…………急にどうしたの?」
ずっとこれを言いたかった
詩乃をプロの世界に引き連れて、ずっと一緒にやっていきたい
最近は体も安定してるから、そんなすぐに危ないことになるってことはないと思う
「詩乃と一緒にプロの世界でやっていきたい。ずっとそう思ってたんだ。詩乃が良かったらだけど」
「でも私はもうプロを目指せない。遅いよ。それだけの才能もないし、ましてや律についていくなんて…………」
「僕は詩乃の才能はすごいと思った。これならプロでもやっていける。いや、世界に認めてもらえると思う」
「そんなことないよ。そんなこと絶対ないし、プロになれるのも怪しいし…………」
「おそらくこのコンサートを成し遂げたら、詩乃は認めてもらえると思う」
「!」
「詩乃にプロになる気が少しでもあるんだったら、一緒にやっていきたい。そして……」
「?」