月の瞳を持つ少女






「???!!!!」







少女の10m先に闇に溶け込む青年








「…………17番」










少女は青年を"17番"と呼んだ










「25番ちゃん。どーして逃げるかなぁ。
君が逃げると周りが迷惑するって気づいてないの?」






青年も少女と同じように少女を"25番"と呼んだ





17番はさらに続けた






「"若"がそりゃもうカンカンで、みんなとばっちりを受けてるんだ。
もー、ほんと、勘弁してよねッ!」










その言葉が終わると同時に17番は少女に襲いかかる







少女に伸びる17番の右腕を少女は後ろに後退してよける








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