月の瞳を持つ少女
しかし、17番の攻撃は続く
少女はそれを綺麗に全ていなしていく
「フッ流石25番だぁ、大人しく帰ってくる気は無いんだねッ」
17番の長い足が蹴りを繰り出す
それをバク転で躱す
「はぁはぁはぁはぁ」
「…………17番、見逃してくれたら手は出さない」
「はぁッはぁ、そんなこと、したら…………どうなるかくらい、わかるだろ?」
17番が息を切らしているのに対して少女は全く隙を見せない
傍から見てもその実力差は歴然だった