月の瞳を持つ少女






少し迷ったあと、男は近くの椅子を引く







「あの、店長呼んできますんで此処で待っててください」









そういうと、男は店の奥へ消えていった








私は引かれた椅子に座る










ぐるりと店の中を見回す







広めのカウンターにテーブルが4つと小さい店だが、とても綺麗にしている







キャラメル色の男が……いや、男とはいってもまだ若そうな顔だった。







まあ、いい。








キャラメル色とでも言おう








キャラメル色が綺麗に掃除をしているのが頭に浮かぶ










しかし、あのおどおどしている感じはどこかで見たことがあるような気もする






< 126 / 240 >

この作品をシェア

pagetop