月の瞳を持つ少女
ガンッとテーブルを向坂 郁弥が叩きつける
「私……というか、、、
私に出会ってしまったから、と言った方が正しいのかも知れません」
「どういう事だ 」
「この話をするには、私の秘密を話さなければならない。
私は貴方に協力をしてもらうために今日ここへ来ました。
この先を聞けば、後戻りはできませんよ。」
私は彼を挑発的な目でみつめる
「…………直哉の仇が打てるのか?」
「ええ、結果的にはそうなると思います。」
「聞かせろよ。お前の秘密を」
……実行への歯車がひとつハマった